ぬまのーと(numa-note)

投資・読書・将棋に興味があります。

後手番に石田流を指したい人に対する4→3戦法のススメ

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こんにちは、ぬまおー(@youqixi1122)です。
今回は「後手番に石田流を指したい人に対する43戦法のススメ」と題して43戦法に対するコツを知っている限り書いていこうと思います。

43戦法とは?

43歩と83歩の両取りを避けるためいったん四間飛車の形に飛車が停車してから


32飛車!




と指します。
角交換四間飛車の出だしから升田式石田流の形を狙う戦法です。
石田流の経験を最大限まで生かしたい人におススメです。

43戦法の基本図

先手が16歩と突いた場面が基本図です。
上のように角交換型石田流によくありがちな銀を使う展開がキーポイントに
なっていきます。

例えば基本図から候補手が3つあって

  1. 33銀~44銀~55銀と銀が進出して46歩を狙っていく展開
  2. 33銀~24歩~24飛と飛車をぶつけて飛車交換を狙っていく展開
  3. 33銀~42銀~51銀と銀を引き付けて穴熊を狙っていく展開

3点あります。

相手の銀の対応を確認するために16歩と突いてそのあとの展開を
じっくり見ようとしています。そのための先手の16歩です。
14歩とここで突き返してしまうと34にいる地点の飛車が狭く
あまりおススメできません。

分かる範囲でそれぞれの変化を書いていきます。

33銀~44銀~55銀と銀が進出して46歩を狙っていく展開

44銀に56角と打ってくる変化を掘り下げてみます。
44銀56角には33飛車と逃げる手が当たり前です。
16歩によって端に飛車が逃げると15歩で殺されてしまうからです。

次に66歩と突いて55銀による角へのいじめを避けます。
55銀67角と進んだ変化としてスマホのソフト技巧が指した手が84角です。

65歩と銀を殺しにいく変化は66銀同銀同角77桂でどうか?という感じです。

個人的には同角成同玉55桂56角47銀成同角55銀で
先手玉がバラバラなので個人的には良しな変化だと思っていたのですが、
スマホの技巧では先手+500点とソフトの評価値的には
あまりよろしくない変化のようです。

ただスマホの評価値なので正直あてにならない部分もあると思うので
採用するなら自己責任でお願いします。

33銀~24歩~24飛と飛車をぶつけて飛車交換を狙っていく展開


上のように33銀~24歩~24飛と相手の飛車先を逆襲して指していく方法があります。
基本図のように68金と閉まるのではなく15歩と突く状態で戦うものです。


ただ24歩の逆襲には58銀とがちがちに固める手があります。
玉の囲いよりも端歩を優先することで56角~14歩~12歩を狙う指し方です。


久保先生と渡辺先生の実践例では37手目に41飛車とすることでバラバラの金銀を狙いにいく指し方を
採用されています。

渡辺明二冠 vs. 久保利明 第73期順位戦A級9回戦 - 無料の棋譜サービス 将棋DB2



もし片美濃囲いではなく美濃の早囲いで43戦法を指していれば結論が変わるかも
と思いました。
41飛車と打たれる手が存在するなら片美濃まで囲う必要があるのか?と疑問があります。

33銀~42銀~51銀と銀を引き付けて穴熊を狙っていく展開

先日のYAMADAチャレンジ杯で藤井聡太先生と阪口先生が戦った戦形であります。
基本図とは少し異なった形ですが実戦でも16歩15歩と端歩を伸ばし
56角を狙った指し方であると思いました。


もう少し研究して追記していきたいと思います。


43戦法の参考書

43戦法の変化が載っている本を何冊か紹介します。


最後までお読みいただきありがとうございました!